種類によっては、
雑穀はさまざまな栄養素を含んでいます。
どんな特長があるの?どんな栄養があるの?
くわしくご紹介します。
ほかの雑穀ごはんと、
どこがちがうの?
十六穀ごはんの特徴
白米と比べて、栄養多彩な十六穀ごはんなら、
毎日の食事で手軽に栄養バランスをアップできます。
茶碗一杯(150g)当たりの栄養価比較
※ 五訂食品成分表及び日本食品分析センター分析値より作成
十六穀ごはんお茶碗1杯分(150g)で、
野菜サラダ1食分(60g)※。
白飯・十六穀ごはん・野菜サラダの
栄養成分比較
さらに、十六穀ごはんといっしょに野菜サラダを食べると栄養バランスがより一層アップします。 ※トマト15g、にんじん5g、きゅうり10g、レタス25g、玉ねぎ5gで計算しています。
十六穀ごはんのこだわり
十六種類の穀物の特徴
ひと粒ひと粒元気をくれる
栄養がいっぱい。
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大麦
食物繊維が白米の17倍。さらに、水溶性・不溶性という2種類の繊維をバランスよく含みます。食感、味なども比較的クセが少なく、炊きやすく加工した「押麦」「米粒麦」などがあります。
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発芽玄米
「ガンマアミノ酪酸(通称ギャバ)」を含んでいます。食感は、弾力とボリューム感があり、噛むほどに味わいが増します。白米にはない深みのある風味が特徴です。
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黒米
楊貴妃も愛用したと伝えられる美容食。黒米玄米の表面は黒く、玄米種皮の部位は紫黒系色素(アントシアニン)を含んでいます。ごはんを、ほんのり紫色に色づける雑穀です。
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赤米
お茶やワインで有名なカテキン・タンニンは赤米にも含まれています。控えめな香りと紅い色が特徴で、あっさりとした味です。
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黒豆 (大豆)
女性に嬉しい大豆イソフラボンを含み、黒色色素「アントシアニン」に加え、「プロアントシアニジン」も含んでいます。ごはんに混ぜて炊飯するとほっくりとした食感になります。
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小豆
小豆の皮には「サポニン」という注目の栄養成分もが含まれています。たんぱく質、ビタミンB1、B6を含み、食物繊維も多いのが特徴です。漢方でもよく利用されています。
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もちきび
穀類、豆類には不足しがちな必須アミノ酸のひとつである「メチオニン」を含み、漢方でも活用されています。香りとコクがあり、味に深みをあたえてくれます。冷めてもモチモチ、彩りもきれいなので、おにぎりやお弁当に最適です。
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もちあわ
白米に比べ、ビタミンB1が多く、食物繊維や鉄分、マグネシウムを含んでいます。独特のもっちり食感で甘みがありくせがなくてやさしい味わいの穀物です。消化がよく離乳食にも最適です。
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たかきび
豊富なカリウムのほかに、鉄などのミネラルを含みます。近年では、たかきびポリフェノールの働きにも注目されています。弾力のある食感でコクがあり、ゆでてひき肉の替わりに使用しても美味しく召し上がれます。
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ひえ
優れた栄養価を持ち、白米に比べ食物繊維が多く含まれています。増加しつつある食物アレルギーの患者のための主食穀物としての需要も期待されています。味も香りもクセがなく食べやすいのが特徴です。
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アマランサス
驚異の穀物として注目を集める。穀物の中では特にカルシウム含有量が優秀で、白米の23倍含んでいます。種子は、けしの実ほど小さく、ぷちぷちとした食感が楽しめます。やわらかめに炊くとふんわりと仕上がり、ゆでるとほぼ透明になります。ドレッシングなどのアクセントにもおすすめです。
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キヌア
母なる穀物と呼ばれるキヌアは、必須アミノ酸をバランスよく含みます。スーパーフードとして世界で注目され、世界のセレブやスーパーモデルも食事に取り入れています。こしのある食感で風味にコクがあり、ゆでると粒の周辺を胚芽がくるりと囲んでいるのがわかります。
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ハト麦
良質のたんぱく質であるアミノ酸(グルタミン酸、プロリン、ロイシン)を含んでいます。美容の観点からも女性から注目されています。ふっくらとして噛み応えがあり、淡白な味わいの中にも独特の旨みがあります。
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とうもろこし
とうもろこしは品種が多く、私たちが食べているのはスイートコーンの一種。成分は糖質が主です。ビタミンB1、B2を含みます。ごはんに入れることで自然な甘さが味わえます。
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黒ごま
中国では「食べる丸薬」と言われています。必須アミノ酸がバランスよく含まれています。カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などミネラルも含まれています。
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白ごま
中国では「食べる丸薬」と言われています。必須アミノ酸がバランスよく含まれています。カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などミネラルも含まれています。